僕の好きなライトノベル 「第61魔法分隊」

先日のエントリーに引き続いて、今日もラノベネタです。

僕はファンタジーものの物語が好きで、高校生の頃はそっち系を好んで読んでました。

「武官弁護士エル・ウィン」とか、

「フルメタル・パニック」とか、

「狼と香辛料」とか。

そして数年前に文庫化した、「魔法科高校の劣等生」とか。

なかでも一番のお気に入りは、「第61魔法分隊」です。人物設定や世界観が十分に練られていて、物語終盤に進むに連れて事件のスケールが想像以上に大きくなり、読んでてこれほど引き込まれる小説って、そう簡単には出てこない気がします。

発売元の角川書店でも在庫なしの状態で、Amaz●nさんとか古本屋を巡らないと手に入らない状態だけれど、ファンタジー好きの方には是非読んでもらいたい。

この物語のあらすじを紹介します。

あらすじ:第一巻

王都から異動により、のどかな田舎町へやって来た一等契法士ロギューネ。町の治安を守る61分隊に副隊長として着任する彼を待っていたのは、つかみどころのない隊長ニルスをはじめ、性格が正反対のシュナーナとデリエル姉妹、謎の生物を肩に乗せたキキノといった奇妙な面々。そして、穏やかな町での一見、退屈な勤務だった。しかし、その背後では、王室と議会の『凍土緑地化計画』が着々と進みつつあった。やがてくる町の破局。そして、それぞれの過去と、町に隠された秘密が、明らかになっていく…。

あらすじ:第二巻

四つの町を壊滅させたカリス教団地方勢力を追い、61分隊隊長代理デリエルは故郷の町を旅立った。途中同道することになった少女セレン、そしてその侍女ラシスタと共に、デリエルは王国第二の都市―水都ファルマスへと辿り着く。しかしファルマスは、追跡していた教団指導者・ザイザスの手により陥落。カリス教団の制圧下にあった…。大都市占拠という未曾有の事態に対し、何も行動を起こそうとしないファルマス地方法士庁。そして、暗躍する国軍上層部と北方五国の影。孤立無援のまま、デリエルは独断で戦いを始めようとするが―。

あらすじ:第三巻

故郷カーライルを旅立ち王都へとやってきたシュナーナは、カリス教団との戦いに身を投じるロギューネたちと別行動をとり、ひとり教団に対する調査を開始した。だがその調査の中で、シュナーナはある奇妙な事実に行き当たる。カリス教団の活動は半世紀前の集団自殺事件に端を発しているが、このとき死亡した人間と手引きをした男には、隠された共通点があったのだ。旧い事件の謎をめぐって、シュナーナはさらなる追求を開始するが―。前巻と平行して進む、もう一つの物語。そしてたどり着く、時代の澱みに打ち捨てられた教団の真実とは。

あらすじ:第四巻

キキノは観察庁へと赴き、父エルゲンスとの再会を果たした。時を同じくして分隊間連合の意向により、ロギューネとデリエルも観察庁へと潜入する。しかし、法土府本部を掌握した補佐次官ウェルの手で、王都には異変が起こりつつあった。しかもそれは始まりではなく、あらかじめ用意されていた計画の、最後の一幕だったのだ。その計略の鍵である新兵器『反転層爆弾』の存在を知ったエルゲンスは姿を消した。父の帰りを信じるキキノは法土府本部との対決を決意するが―。前巻最後の翌日から繰り広げられる王都の長い四日間。そして錯綜する人々。彼らが求め、手にしたものは。

あらすじ:最終巻

王城消滅に加担したブーメン共和国軍は、遂に国境を越え侵攻を開始した。この事態に新国王ダリエスは侵略者の徹底的殲滅を宣言。ベルマリオン計画を巡り戦争の火蓋が切って落とされた。だがその一方で、侵略国ブーメンはある考証の仲介役を探していた。戦闘中の両軍を秘密裏に行き来しなければならないこの困難に、ロギューネはシュナーナやデリエルたち青旗会の仲間とともに挑む。果たしてベルマリオン計画の行く末は?一体、この世界に『魔法』をもたらしてきた封法石とは何だったのか?絡み固まった全てを振り切り、ロギューネたちの最後の戦いが始まる!


本ページには、Amazon.co.jpアソシエイト・プログラムによるリンクが含まれております。