自宅のネットワークに光ファイバーケーブルを使ってみた
以前に衝動買いしてしまったMikroTikのCRS305-1G-4S+INスイッチを有効活用できる方法を長いこと考えていたのだけど、、、
今回、新たにCRS309-1G-8S+INを衝動買いしたことから、試しに自宅内ネットワークのLAN線をSFP+を使った光ファイバーに置き換えてみることにした。
意図した通りにうまくできたので、今後10ギガインターネットなど導入される意識の高い一般のご家庭の参考になればと思い、久しぶりにブログ更新です。
光ファイバーを使った自宅ネットワークの構築
1. Before - After
我が家のインターネット回線はauひかりのホーム10ギガです。auひかりでは、公式から配布されるルータ(2023年時点ではNECのAterm BL3000HM)をホームゲートウェイとして利用する必要があります。しかしBL3000HMが提供している機能では我が家の利用ニーズに足りないことから、我が家ではBL3000HMの配下にUniFi Dream Machine (UDM)を接続して、これをメインルータとして利用しています。
try-best-tomorrow-in-same-today.hateblo.jp
これまで、屋外から光ファイバー線を取り込んだ壁際にあるBL3000HMと、家庭内にWiFIを飛ばす役割も持つUDMは設置場所が離れており、10mのLAN線で天井を這わせて結んでいました。
現状の構成に不満があったわけではないのですが、MikroTikの有効活用としてLAN線を光ケーブルに置き換えるのであれば最も距離のあるココかと思い、そこで今回、
を新たに光ファイバーケーブルを使って結び直すこととして、LANケーブル - 光ファイバーケーブルの変換部分を担うスイッチとしてCRS305-1G-4S+INとCRS309-1G-8S+INを活用しました。
Before
After
2. 使った機器
auひかりホームゲートウェイ Aterm BL3000HM
auひかりのホームゲートウェイとして公式から配布されているルータ(2023年時点)
LANポート4が10Gbps対応となっており、KDDI公式の計測サイトを使うと、10G NICを入れたPCをポート4に直結すると6〜7 Gbpsが出ているので、概ね良好な回線環境かと思っています。
Unifi Dream Machine
我が家の基幹ルータ。詳しくはこちら。
try-best-tomorrow-in-same-today.hateblo.jp
MikroTik CRS305-1G-4S+IN
Gigazineでも詳しく紹介された10Gbps対応のSFP+を備えるネットワークスイッチ。
Gigazineでは爆速格安ルータとして紹介されているのですが、本来はネトワークスイッチに分類される製品で、国内ユーザフォーラムでもその点が指摘されているため利用環境にはご注意を。
我が家ではSwOSに切り替えて、同一セグメントのLAN線(RJ-45(1/10GBASE-T))と光ファイバーの通信を相互に変換する光メディアコンバータ的な役割として利用しました。
Mikrotik CRS309-1G-8S+IN
こちらも光メディアコンバータ的な役割に加えて、BL3000HMからの10G回線をハブる役割を持たせました。CRS305と同様にSwOSを入れてネットワークスイッチとして動かしています。
こちらの機器を使った一般のご家庭でのネットワーク構築は他のブログでも紹介されていますのでご参考までに。
OM4 MMF光ファイバーケーブルとモジュール
今回利用したのは10Gtekの10GBase-SR SFP+モジュール(MMF光トランシーバ)。AmazonではMikrotik用があったものの、気がつかずにCisco対応品を購入してしまいましたが、問題なく我が家のMikrotik機器で動いています。
光トランシーバモジュール
LAN線を光に変換するSFP+モジュール。こちらもまずは安価な10Gtek製品を使うことにしました。年単位で問題なく利用できるか様子見です。
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